河野洋平氏の「偲ぶ会」開催の裏で喪主の河野太郎が”反逆”「高市政権の財源なき減税」が招く党内分裂 | FRIDAYデジタル

河野洋平氏の「偲ぶ会」開催の裏で喪主の河野太郎が”反逆”「高市政権の財源なき減税」が招く党内分裂

高市減税が引き起こす「日本売り」の暗雲

高市首相の財政政策に対する批判の急先鋒に立つ河野氏
高市首相の財政政策に対する批判の急先鋒に立つ河野氏

河野洋平氏「偲ぶ会」のピリピリ現場

自民党総裁や衆議院議長を務めた河野洋平氏(享年89)を偲ぶ会が、8月5日にホテルオークラ東京で開催された。葬儀の実行委員長は高市早苗首相(65)。献花した後、「河野先生のお力が礎となり、いま自民が政権を担っていることを忘れてはならない」と述べたという。

偲ぶ会は報道陣には非公開。岸田文雄元首相(69)や小泉進次郎防衛相(45)、野党から立憲民主党の辻󠄀元清美参議院議員(66)らも駆けつけた。

会場には河野洋平氏の足跡を讃えるパネルが並んだ。初当選時の喜びの様子、選挙区で有権者に囲まれる姿、世界の首脳との写真などが壁一面に飾られていたのだが、印象的だったのが長髪でにこりと微笑む若き日の麻生太郎副総裁(85)と河野洋平氏のツーショットだった。

「麻生さんが弔辞を述べ、会は厳(おごそ)かに粛々と進みました。主だった政治家が帰った後も会場の入り口には金属探知機を持った警察官がいて、撮影や録音は禁止。非常にピリピリとした雰囲気でした。太郎さんが公然と政権批判を始めたからでしょう」(偲ぶ会の参加者)

「太郎さん」とは喪主である河野太郎元デジタル相(63)だ。この日、高市内閣は食料品消費税率を来年4月から2年間に限って1%に引き下げる方針を閣議決定。閣議決定に至るまで自民党内では侃々諤々(かんかんがくがく)の議論が行われ、河野氏は「財源の担保がない」「高所得者により大きな恩恵がある消費税減税ではなく、低中所得者を中心に手厚く支援できる給付にすべき」と批判を繰り返していた。

同日、河野氏はテレビ朝日系の『羽鳥慎一モーニングショー』に生出演し、こうも述べてもいる。

「物価高を何とかしなければいけない。しかし、財源がないままにやってしまうと、円安あるいは金利が上がる。円安になると、輸入物価が上がる、あるいは電気・ガスの価格が上がるということになると、家計を直撃する。来年の4月から消費税を下げるとなると、今から価格がじりじりと上がっていくことになりかねない。だから本当に物価高対策になるかどうかは見極めないといけない」

河野氏のほか、石破茂前首相(69)や小渕優子元選対委員長(52)、そして総裁選で高市氏を支えた西田昌司参議院議員(67)ら少なくない自民党議員が消費税減税に異を唱えている。歴代の政権が支持率と引き換えに、増大する社会保障費を賄うために消費税を上げてきた経緯もある。

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