【東京ウオッチ】「ファッションは洗練されたよろいではない」 機能性とサステナブルで世界に挑む 注目のニットウエアブランドが表参道で展覧会 いまのTokyoをつかむイベント情報(25日~8月2日)

2026年7月23日 15時11分 (共同通信)

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 CFCLのVOL.12 Collection(2026年秋冬)(提供写真)

 CFCLのVOL.12 Collection(2026年秋冬)(提供写真)

  •  CFCLのVOL.12 Collection(2026年秋冬)(提供写真)
  •  ピンク色をベースにしたCFCL「Personal Edition」のワンピース=東京・表参道(提供写真)
  •  「三島由紀夫―ピエル・パオロ・パゾリーニ 対峙の手がかり 沈黙せず、目をそらさずに」の展示風景(イタリア文化会館 東京 2026年 撮影:岩田安史〈touq Inc.〉)(提供写真)
  •  冷えた化粧水などが試せる「アイスビューティーバー」(イメージ画像)(提供写真)
  •  平日に提供されている新作スイーツ「フランセパニエ ミルクティーノーブル」(提供写真)
 ◎今週の一推しイベント
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 【25日(土)】
 ▽「CFCL:Building the Aesthetic―構築される美」(~30日、渋谷区、入場無料)
 ニットを立体的に見せるデザインと高い機能性で話題を呼ぶニットウエアブランドCFCLが、初の写真集出版に先立ち、表参道のGYRE GALLERYで展覧会を開催している。
 クリエーティブディレクターの高橋悠介さんは「ブランドの“美学”を映像などで打ち出し、ニット素材の可能性と構築美を視覚的に伝えたかった」と企画の意図を語る。
 ベン・トムズさんら海外の著名写真家4人が、2024年春夏から26年秋冬のコレクションをパリで撮影したビジュアルを一挙に展示。一方、高木由利子さんはさまざまな角度から撮影・編集した「スチールムービー」で、CFCLを着用しアイススケートやフェンシング、乗馬に取り組む姿を表現。「衣服は人が着て動くことで初めて完成する。スポーツを通して服の躍動美に迫りたかった」と話す。
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 最新作の12ルックの実物展示や、パリでのファッションショーの舞台裏を写した映像も。ピンク色をベースとしたワンピースは、ショーでメークを手がける資生堂のカラーパレットから、顧客が好みの色をオーダーする「Personal Edition」の事例として披露される。
 CFCLはコロナ禍の20年に創業し、サステナブルを求める時代に乗って成長。3Dコンピューターによる最先端技術を駆使し、ゴミを出さない服作りで知られる。
 伸縮性がありサイズは少なく、着る人の年齢や体形も問わない。高橋さんは「ファッションは洗練されたよろいではない。人々の生活に寄り添い続ける日本発の衣服のグローバルスタンダードを、次世代のために確立していきたい」と語った。
 ○そのほかのお薦めイベント
 【25日(土)】
 ▽「三島由紀夫―ピエル・パオロ・パゾリーニ 対峙の手がかり 沈黙せず、目をそらさずに」(~29日、千代田区、入場無料)
 戦後日本を代表する作家・三島由紀夫と、イタリアの詩人で映画監督のピエル・パオロ・パゾリーニ。同時代を生きながら一度も出会うことはなかった2人の多面的な活動を掘り下げ、関連づける展覧会が、九段のイタリア文化会館で開かれている。
 展示は「肉体」「責任」「文学」「映画」「劇場」「芸術連関」「社会」の7項目で構成。各展示ケースには、両作家の創作の軌跡と秘話、政治信条や倫理観を浮かび上がらせる自筆原稿、演劇台本、映画資料などが、同等の質量で並ぶ。
 キュレーターのマルコ・ミヌッツさんは「国粋主義的なイメージの強い三島と共産主義者のパゾリーニは一見対照的だが、七つの分野で比較し、共通点を発見してほしくて企画した」と語る。
 「2人とも資本主義の問題点に鋭く切り込み、権力への反発心を持ち、社会の空気に沈黙しない人生を貫いた。パゾリーニは消費社会が人間性の根源を奪うと主張し、三島は戦後の米国支配による国のあり方を憂慮した」
 自ら被写体となった写真の多さは目を引く。「主張を伝える手段としての写真やメディアの重要性や力を熟知していたのも共通点。現代ならSNSを上手に使っていただろう」
 2人の存在さえ知らない若い世代を含め、展示会場を交流の場にしてほしいとミヌッツさん。「新たな時代を切り開く岐路に私たちは立っている。右や左といった立場を乗り越え、対話を深めていかなくてはならない」
 ▽「SEKKISEI COOLING LOUNGE」(~8月31日、中央区)
 化粧品大手のコーセーは、銀座の直営店「Maison KOSE銀座」で、代表的ブランド「雪肌精」の世界観を体感できる夏のイベントを実施している。
 雪肌精はハトムギなど和漢植物のエキスを配合し、肌の透明感を高める化粧水などで知られるロングセラーシリーズ。
 厳しい夏の暑さに合わせたスキンケア方法を提案するため、氷の世界を模した特設会場に「アイスビューティーバー」を設置。冷やした化粧水やマルチジェルを試すことができる。
 使わなくなった化粧品を再利用してつくった絵の具でボトルを着色し、オリジナルの化粧水容器を制作する「マイボトルアトリエ」(予約制)などの体験コーナーも。
 ▽「フランセパニエ ミルクティーノーブル」(~8月31日、港区)
 人気のスイーツ店「フランセ 表参道本店」が、オープン8周年を記念した季節限定の新作スイーツを平日限定で販売している。
 パイ生地を幾重にも折り込む特別な技法で焼き上げ、サクサクとした繊細な食感が特徴だ。北海道産生クリームにマスカルポーネやカスタードを合わせた特製のミルクティークリームを中に詰め、紅茶の上品な香りとまろやかなコクが広がる味わいに仕立てた。
 カフェスペースの美しいステンドグラスに囲まれた空間で、いれたてのロイヤルミルクティーとともに味わうことができる。

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