鬼と人 善と悪が華麗に交錯 酒呑童子モチーフの平安ファンタジー小説「朱天の都」加賀谷きよいさんに聞く

 日本ファンタジーノベル大賞2026に選ばれた岩手県花巻市出身の加賀谷きよいさんの受賞作「朱天の都」(新潮社)が刊行された。京都・大江山の鬼退治伝説を基に、鬼と人間とのいさかいやそこに芽生える心の交流を描いた異世界ファンタジー小説だ。

 平安中期、摂関政治の時代、右大臣の妹・尚侍(ないしのかみ)は、みかどの寵愛(ちょうあい)を得られず実家の土御門邸で孤独な日々を送っていた。ある日、屋敷を抜け出して訪…

金鍵

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