しなやかな静寂を保つ愛子さまの“美しい所作”の源泉…「途切れない集中力」「相手への敬意」「傾聴する姿勢」が生み出す“ほかの皇族方との違い”
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7月17日、参議院本会議にて改正皇室典範が賛成多数で可決・成立した。これに伴い、象徴天皇制や帝王学への関心がこれまで以上に高まっている。 【写真】愛子さまと佳子さま
そんななか称賛を集めているのが、愛子さまの「静かで美しい所作」だ。臨床心理士の岡村美奈さんが、皇族方のなかでも愛子さまだけが持つ佇まいの理由について考察した。 * * * 帝王学とは何なのか。一般国民にとっては計り知れないものだが、政治学者の御厨貴氏が、愛子さまの所作からその「凄み」を目の当たりにしたと、月刊『文藝春秋』が実施した座談会で語った。 座談会に出席したのは、御厨氏の他に作家の林真理子氏と元首相の野田佳彦氏。テーマは、改正皇室典範のひとつである「旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える」案について。文春オンラインにもその座談会の様子の一部が掲載されている。 今年1月、御厨氏が「講書始の儀」で「オーラル・ヒストリーとは何か」をテーマに皇族方に話した時のこと。愛子さまは本当にピタッと止まっていたが、人形のように不自然ではなく表情も豊かだったことに驚いたと語った。 「他の皇族方ともちょっと違うんですよ」「子どもの頃から訓練されているから、歌舞伎など伝統芸能の襲名のように、皇族の方は即位すると”化ける”。ご自覚を持って化けるんです」 ボディランゲージの観点から見ると、ピタッと止まりながら、表情は豊かにというのはものすごく難しい。だが愛子さまは、身体はまったく動かないのにそれが不自然ではなく、人間味のあるしなやかな静寂を保っていたようだ。
身体を止めるということ
人は「動いてはいけない」と意識すると、緊張から全身の筋肉がこわばり、まるで人形のように不自然に凍りついた状態になってしまう。しかし、本当の意味で止まるというのは、余計な力を抜いてリラックスした状態を保ちながら、体幹や体の軸を完全に安定させなければならない。これには、並みはずれた身体感覚のコントロールが求められ、一朝一夕でできるものではない。
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